上半期、ビックテック企業「MATANA(旧GAFAM+NVIDIA+TESLA=Microsoft+Amazon+Tesla+Alphabet+NVIDIA+Apple)」が牽引して、堅調に成長きた米国株も、8月に入り、連日下げている。
これは、いわゆる「夏枯れ相場」なのか?
それとも「次期成長のための調整期間」なのか?
それとも「暴落(リセッション)への入り口」なのか?
インフレが鈍化してきて、利上げも終わりに近づき、リセッションは免れそうな雰囲気。
よって、夏枯れ相場と調整期間が相重なっているだけで、年末に向けての成長準備であることを願うばかり。
さて一般的によく聞く「夏枯れ相場」とは?
簡単に調べてみた。
「夏枯れ相場」とは?
夏期の証券市場では、市場参加者が減少し取引量が減少して、値動きが小幅に推移しがち。
これを「夏枯れ相場」といい、この相場中の最安値を「夏底」という。
近年は、インターネット取引による個人参入が増えたので、以前ほどまでは顕著ではなくなったといわれているが、それでも主力の機関投資家も一休みといったところだろうか。
取引量が減っている分、ちょっとした材料に敏感に反応し、上下しやすいからリスクが高まると言われている。
8月は騰落率が一番高い!
過去のデータを見ると、8月の騰落率(前月比)は年間を通して一番高い。
二番目が「Sell in May(セル・イン・メイ)で有名な5月である。
これは「Sell in May, and go away, don’t come back until St Leger day.」(5月に売ってどこかに行け!セント・レジャー・デーまで戻ってくるな)というイギリス投資家の格言。
ちなみに、セント・レジャー・デーとは、9月中旬に開催される有名な競馬レース。
だからこそ、8月は買い時なんじゃない!
日本には「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がある。
同様にアメリカにも「Buy when others sell, Sell when others buy」(人が売る時に買い、人が買う時に売れ)という言葉ある。
人と同じ行動をしていては大きな成功は収められないもの。
だから、投資家にとっては「夏枯れ相場」は「仕込み時のチャンス」なんでしょう!
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