資産配分の考え方に「アセットアロケーション」と「ポートフォリオ」がある。
その違いや内容、検討するポイントを解説する。
「アセットアロケーション」と「ポートフォリオ」の違い
下図のように、「アセットアロケーション」は「資産クラス」、「ポートフォリオ」はその資産クラスの中の「具体的な金融商品」の配分を指す。
戦略別アセットアロケーション
資産運用の目的にあわせて、リスク・リターンの幅を調整する必要がある。
「安定型」→「安定成長型」→「積極成長型」
の順で、右に行けば行くほど期待するリターンも大きいがリスクも大きくなる。
資産クラスの相関係数
アセットアロケーションを検討する上で参考になるのが、下図の「資産クラスの相関係数」である。
相関値差が大きくなればなるほど(非相関関係が大きくなる)、リスクヘッジ度合いが大きくなり、より安定型のアセットアロケーションとなる。
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